いつまでも新しい名所、岡山後楽園
岡山には様々な観光名所が存在しています。その中でも「岡山後楽園」は頭抜けた芸術性を持ったナイススポット。水戸の偕楽園、金沢の兼六園と共に日本三名園のひとつとされるこの庭園は、岡山藩の2代藩主・池田綱政が藩主の憩いの場として発案したもの。往時から時を超えて現在も地元の方々、観光客の方々に大きな安らぎと芸術的な刺激を与え続けている、いつまでも新しい岡山の名所です。
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。
魅力に溢れた各エリアをひとつずつ御紹介
園内にはいくつかエリアがあります。ひとつずつ御紹介していきましょう。
まずは「延養亭」というエリア。藩主が後楽園を訪れた際、居間として利用されていた建造物で、その内部から庭園を眺めると緑豊かで非常に美しい風景が広がっています。月見の季節、お正月には琴の演奏会が開かれるなど、とにかく風情に溢れた中心的スポットです。
「廉池軒」というエリアでは、湖と緑のコントラストが非常に美しく輝いています。このエリアは藩主自身も最高に気に入っていたとのこと。時が経っても色褪せない美的感覚が満ち溢れた庭園です。
今日は特別公開されている延養亭を見学してきました。
秋晴れが気持ちよく、歴代の藩主もここで休息していたのですね。#岡山後楽園#日本庭園#日本三名園 pic.twitter.com/TYkGx8biOX— 備前国何某 (@bizen_nanigashi) October 24, 2020
広大な庭園では、桜や紅葉まで楽しめる
まだまだ様々なエリアが存在します。「島茶屋」というエリアは園内最大の池「沢の池」の上に建てられた茶屋。近付いて見ても遠くから見ても美しい、水のある景色が楽しめます。
さらに、これらの趣深いエリアにはそれぞれ季節ごとに見栄えが変わる仕掛けもあります。例えば春にはソメイヨシノなど桜が大規模に咲き誇り、秋には紅葉が一面に広がるなど、四季折々の景観を堪能できる場所として常に人気です。都市の喧騒から遠く離れ、花や木の魅力を純粋に楽しめます。
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後楽園ならではのイベントにも注目を!
園内ではイベントも定期的に催されています。おすすめは春(4月)、夏(8月)、秋(11月)に開催される「幻想庭園」。夜間に庭園がライトアップされて現れるイベントで、夜という魔法がかった時間帯ならではの美しい風景に魅了されること間違いなし。
また、毎年元日にタンチョウの放鳥式が行われます。研究員の方々によって丁寧に飼育されてきたタンチョウが空へと羽ばたいていく様に、未来の明るさを予感できる開放的で素晴らしいイベントです。こういった後楽園にしかない独自のイベントに注目すると、その充実した世界をより楽しむことができるのです。
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「岡山後楽園」基本情報
住所 | 岡山市北区後楽園1-5 |
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電話番号 | 086-272-1148 |
入場料 | 大人15歳~64歳(中・高校生を除く)410円 高校生以下 – シニア 65歳〜 140円 |
営業時間 | 3月20日から9月30日 午前7時30分から午後6時(入園は午後5時45分まで) 10月1日から3月19日 午前8時から午後5時(入園は午後4時45分まで) |
ホームページ | https://okayama-korakuen.jp/index.html |
交通アクセス
※以下のリンクをご参照ください
交通アクセス|岡山後楽園
https://okayama-korakuen.jp/goriyo/access.html