世界初の砂を素材に彫刻作品を展示する「砂の美術館」

彫刻の壮大さに圧倒

鳥取県鳥取市にある「砂の美術館」。鳥取砂丘の近くにあり、砂丘にちなんで砂を素材とした彫刻作品を展示する世界で唯一の美術館です。展示作品はテーマに沿ってほぼ1年に1度のペースで定期的に変更され、開催されています。

限られた期間でしか見られない砂像の儚くても美しいその造形美は、それゆえに観光客に感動を与えます。期間が過ぎれば元の砂に戻り、また新たな砂像として蘇ります。その期間でしか見られない数々の傑作だけに、毎年訪れたい観光スポットになっています。

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「砂で世界旅行」がコンセプト

毎年テーマを変えて展示している「砂の美術館」。日本だけでなく世界中の砂像彫刻家の最高レベルの作品を展示し、その作品も美術館のテーマに沿って作られています。コンセプトは「砂で世界旅行」。イタリアのルネサンスに関するものやアジアの世界遺産、オーストラリアのランドマークなどを砂像で表現しています。

砂像といえど、精密に計算された作りでありながらもスケールは壮大で、とても砂で作られたものとは思えないほどの造形美に驚かされます。砂の美術館で世界旅行に行った気分を味わえます。

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日本でただ一人のプロの砂像彫刻家がプロデュース

ここ「砂の美術館」は鹿児島県南さつま市出身の茶圓勝彦（ちゃえんかつひこ）氏が総合プロデュースを務めています。日本三大砂丘でもある地元の吹上浜での祭典で砂像を作った際、砂像彫刻家の第一人者でもあるゲリー・カークにその才能を認められ、日本で唯一のプロの砂像彫刻家として国内外で活躍されています。1999年のWSSA主催砂像世界選手権シンガポール大会では優勝するなど、数々の大会で優勝や入賞を飾っています。今でも精力的にドイツ、アメリカ、イタリアなどで創作活動を続けています。

また、茶圓氏は砂像彫刻家としてだけではなく、砂像の展示会や砂のアートなど様々なイベント・企画のプロデュースも務め、「吹上浜砂の祭典」や「世界砂像フェスティバル」もプロデュースしています。

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砂像の魅力

砂像は砂と水だけを使用して作られています。それゆえに脆く崩れやすいのです。
砂像はまず、木枠で組んでその中に砂と水をよく混ぜて、押し固めていきながら土台を作ります。できた土台をデザインに沿って少しずつ削っていき、砂像が完成するのです。

砂像を作るには慎重さが求められます。とても繊細な作業で、時間をかけゆっくり丁寧に作り上げられていきます。出来上がったとしても、その形をいつまでも保つのも難しいのです。短い期間でしか見られない芸術であり、その儚さがただの芸術とは違う感動を与え、魅力でもあります。

鳥取砂丘だけでなく、その砂を使った芸術作品も楽しんでみてはいかがでしょうか。

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鳥取県にあるベジタリアンレストラン

ORIBIO Cafe Dining 鳥取店

植物性原料にこだわり、有機無農薬野菜など厳選した食材を使用して、食べてもらう皆様に美味しい料理を提供しています。国産有機米酢、海洋深層水の塩など調味料にもこだわり、ベジタリアンだけでなく、ヴィーガンやハラールにも対応した、フードダイバーシティのレストランです。季節によって採りたての新鮮野菜を味わっていただけます。

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