スウェーデン政府は、国内のプラントベースフードの需要の高まりを受け、ローカルプロジェクトに対する投資を行いました(250万ユーロ:3億2000万円)。当プロジェクトは、ソラマメなどの”作物”に焦点を当て、国策として競争優勢を高め、プラントベースフードをより持続可能なものにすることを目的としています。
現在、スウェーデンで消費されるプラントベースフードの多くは”輸入大豆”から作られているため、本プロジェクトでは「”自給自足”を促進する17の農業プロジェクト」に資金を提供しています。
今後は大豆への依存度が下がり、ソラマメ等、タンパク質含有量が高く、スウェーデンでの栽培に適している作物への関心が高まっていくことが予想されており、世界的にも「地産」や「自国の強みを生かした物作り」の流れが続きそうです。
著者
山崎寛斗(やまざき・ひろと)
プラントベースジャパン株式会社 代表取締役
「プラントベースで日本と世界を繋ぐ」をテーマに事業を展開。 海外のプラントベース企業の日本誘致や訪日ベジタリアン向けメディアなどの事業を手掛ける。 著:東京食素!美味蔬食餐廳47選、關西食素!美味蔬食餐廳55選、東京および関西のベジタリアンガイドブックを台湾で販売中。
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