BBC Good Foodはイギリスの子供(5歳〜16歳)1,004人を対象にした調査を実施しました。調査結果によると、約60%の子供が「ベジ・ヴィーガンになりたい(もしくは既にベジ・ヴィーガンである)」と回答。
また、60%の内訳を見てみると、全体の8%がヴィーガン、13%がベジタリアンとしての生活を送っており、既に5人に1人(21%)がヴィーガンまたはベジタリアンであることが分かりました。
レポートによると、子供たちがプラントベースに関心をもった明確な理由は把握できていないものの、サステナビリティへの関心が後押ししている可能性が高く、子供たちの44%が「10年以内に食品パッケージのプラスチックフリー化」が進むことを望んでいると回答しました。
2019年のBritainThinksレポートでは、Z世代とミレニアル世代は中年層・高齢層に比べてベジタリアン・ヴィーガンへの関心が高く、今後もこの勢いは加速していくと予想されています。インバウンド対応や海外輸出事業においても、今後ベジタリアン・ヴィーガン対応に関する需要は益々高まっていくでしょう。
【参考記事】
1 In 5 Kids In The UK Are Vegan Or Want To Be, Survey Finds
著者
山崎寛斗(やまざき・ひろと)
プラントベースジャパン株式会社 代表取締役
「プラントベースで日本と世界を繋ぐ」をテーマに事業を展開。 海外のプラントベース企業の日本誘致や訪日ベジタリアン向けメディアなどの事業を手掛ける。 著:東京食素!美味蔬食餐廳47選、關西食素!美味蔬食餐廳55選、東京および関西のベジタリアンガイドブックを台湾で販売中。
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