(ネクストミーツ株式会社 Press Releaseより引用)
⼤⼿製薬会社、⾷品⽤⽣産設備設計会社などからの資⾦調達を⾏い、バイオテクノロジーとメカトロニクスの領域で研究開発を加速。⽇本発の代替⾁ブランドを、世界で急速展開させる準備が整いました。
代替⾁の世界的プラットフォーマーを⽬指す
ネクストミーツ株式会社は、2021年4⽉末時点で約10億円の資⾦調達を完了しました。⼤⼿製薬会社、⾷品⽤⽣産設備設計会社、海外向け物流ソリューションなど、シナジーが⾒込める複数の企業が参画することになりました。今後、各社との連携によりネクストミーツの研究体制が強化され、代替⾁の原料および製品のクオリティ向上はもちろん、⽣産効率やサプライチェーンの質を上げていけると考えています。新潟県⻑岡市にある研究室「NEXT Lab」には、世界から各分野の博⼠が集まり、バイオテクノロジーの分野で微⽣物や遺伝⼦の研究、メカトロニクスの分野では植物性タンパク質の物性変化やファクトリーオートメーションの研究を進めています。
また、同時多発的に世界での展開を加速していくべく、現在10カ国においてスタッフが常駐し⽣産体制を固めています。新しいマーケットである代替⾁市場で、世界的プラットフォーマーを⽬指します。
最速で時価総額4,000億円を超えたユニコーン企業「ネクストミーツ株式会社」
2021年1⽉に、SPACスキームでアメリカの証券市場であるOTCBBに「NEXT MEATS HOLDINGS」が上場、時価総額が最⾼値で40億ドル(約4,400億円)を超えた。その97%の株式をネクストミーツ株式会社が保有しているため、創業から史上最速で時価総額約4,400億円を記録したユニコーン企業となりました。
NEXT MEATS HOLDINGS 株価(ブルームバーグ)
https://www.bloomberg.co.jp/quote/NXMH:US
⽇本発の代替⾁スタートアップ 「ネクストミーツ」について
「地球を終わらせない」を理念とし、代替⾁によって少しでも過剰な畜産を減らすことで気候変動問題の解決に貢献すべく、事業を⾏なう。2017年から共同創業者2名が調査・研究を始め、プロダクト完成の2020年6⽉に法⼈化。2021年1⽉には⽶国市場にSPACスキームでOTCBBに上場、現在は⽇本だけでなく台湾やベトナムなど海外10カ国以上に進出している。世界初の焼⾁⽤フェイクミート「NEXT焼⾁」シリーズ、100%植物性の⽜丼「NEXT⽜丼」や、鶏⾁タイプの代替⾁「NEXTチキン」などをこれまでに発売。昨年12⽉には総合商社の豊⽥通商とパートナーシップの基本合意を発表し、今年3⽉にはテスラやビヨンドミートも⼊る世界のVegTech企業21に、⽇本企業として唯⼀選出された。⾃社のR&Dセンター「NEXT Lab」では世界中から集まった研究者が⼤⾖に限らず幅広い代替タンパクの研究開発に着⼿しており、2050年までに世界中で全ての⾁を代替することをミッションとしている。