ニューヨーク市長は食肉量の削減目標を達成すべく、市民に肉の消費量削減を奨励しました。
ニューヨーク在住者に送られたメールによると、World Animal Protectionの食肉削減キャンペーンと提携し、以下のような具体策を推奨しているとのことです。

・ミートレスマンデー(週1回からのベジライフ)の取り組みに参加
・牛肉の消費量を50%まで削減
・加工肉を段階的に削減
・積極的にプラントベースフードに置き換え

VegNewsより引用

引用元:
NYC MAYOR’S OFFICE URGES NEW YORKERS TO SLASH BEEF BY 50 PERCENT

ニュースのポイント

今日の社会課題を解決し、未来へ紡ぐことを目標に掲げる「OneNYC戦略(OneNYC strategy)」のレポートにも「ADOPT MORE SUSTAINABLE CONSUMPTION PRACTICES (より持続可能な消費行動を心掛ける)」という項目が設けられており、ミートレスマンデーと連携することで牛肉の消費量を50%削減するという目標が記載されています。
まずは公立学校や市役所等でも具体的なアクションを取っていくとのことですが、世界に影響力を持つニューヨークが動き出したことで、今後はその他地域へも同様の取り組みが広がる可能性が多いにありそうです。

著者

山崎寛斗(やまざき・ひろと)
プラントベースジャパン株式会社 代表取締役
「プラントベースで日本と世界を繋ぐ」をテーマに事業を展開。 海外のプラントベース企業の日本誘致や訪日ベジタリアン向けメディアなどの事業を手掛ける。 著:東京食素!美味蔬食餐廳47選、關西食素!美味蔬食餐廳55選、東京および関西のベジタリアンガイドブックを台湾で販売中。
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