飲食店・宿泊施設向けセミナー

2024年12月2日・3日、岩手県が主催で「今日からできる!ヴィーガン・ハラール等の多様な食文化への対応セミナー」が平泉町にて開催され、飲食店、宿泊施設関係者が参加しました。
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プログラム

「今日からできる!ヴィーガン・ハラール等の多様な食文化への対応セミナー」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

質疑応答

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当日の様子

昨今多く求められるフードダイバーシティ対応とは

まず、弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、日本に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。

ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや料理工程が大幅に削減されることが説明されました。

このように見ると、シェフの負担が大きい

共通点を見る考え方

ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる

参加者からは「平泉にも多くの外国人が訪れるようになって、さまざまな食の配慮が言われるようになったが、共通点を見るという考え方にしっくりきた。」「難しいことを考えて、勝手にハードルを作っていたことが分かりました。」「今あるメニューから見直すだけでもできることは多くあることが分かりました。」などの声が上がりました。

今後も岩手県としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。