三重県の飲食店・宿泊施設向けセミナー

2024年1月10日(水)、三重県が主催で「今日からできる! ベジタリアン・ヴィーガン・ハラールなどのフードダイバーシティセミナー」がごかつら池ふるさと村にて開催され、三重県の飲食店、宿泊施設関係者が約30名参加しました。
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プログラム

「今日からできる! ベジタリアン・ヴィーガン・ハラールなどのフードダイバーシティセミナー」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

質疑応答

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当日の様子

基礎から学ぶフードダイバーシティ対応

弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、三重県に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。

ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや、ホールスタッフの対応が大幅に削減されることが説明されました。

このように見ると、シェフの負担が大きい

共通点を見る考え方

ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる

セミナー終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたままセミナーは終了となりました。

参加者からは「ヴィーガン・ハラールなどの対応は毎回億劫でしたが、今回のセミナーで認識が変わった」「どこまで対応すればいいのかが分からなかったが、しっかりと学ぶことができた」「三重は山の資源も多くあるので、それらを活かしていけばいいことが分かった」などの声が上がりました。

今後も三重県としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。