依然高騰が続く卵問題を解決
2023年8月8日、大豆由来の植物肉の製造を手がけるDAIZ株式会社は、鶏卵と混ぜて”ハイブリッド液卵”として使用する植物性たんぱく質由来の液卵「MIRACLE EGG」を開発し、液卵食品として価格高騰が続く液卵市場へ進出したことを発表致しました。
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同社のリリースによると、「MIRACLE EGG」は従来の植物性卵製品の持つ①鶏卵と同じ温度・加熱時間で熱凝固しない、②化学原料や添加物が多く異風味があるという課題を解決し、鶏卵と混ぜた際に鶏卵のおいしさと栄養はそのままに幅広い卵の調理・加工に使用することが可能になるとのこと。
同商品は2024年中に業務用液卵と混ぜるハイブリッド食品として商品化し、総菜や製菓・製パンなどの食品メーカー、一般量販店、外食等への提供を予定している。
植物性たんぱく質由来の液卵「ミラクルエッグ」の特徴(プレスリリースより)
ミラクルエッグは業務用液卵と混ぜて使用するハイブリッド食品です。「焼く」「蒸す」「炒める」、肉料理や揚げ物の「つなぎ」、お菓子づくりの材料として等、幅広い調理に活用可能です。
1 「落合式ハイプレッシャー法」で高い栄養価、うま味を実現
特許技術「落合式ハイプレッシャー法」で発芽させた植物性たんぱく質を用い、高い栄養価やうま味を実現。
2 様々な植物性たんぱく質を用いての生産が可能
植物性たんぱく質の分子構造を動物性たんぱく質(鶏卵)に近づける独自技術を用い、大豆・菜種・えんどう豆・緑豆など、様々な植物性たんぱく質を用いたミラクルエッグの生産が可能。
3 鶏卵と同じ温度・時間で熱凝固する
動物性たんぱく質の分子構造に近づけた植物性たんぱく質を用いることで鶏卵のゲル強度・ゲル弾力を再現し、鶏卵(液卵)と同じ温度、時間で熱凝固する。