日本食品の品質管理システムに注目するマレーシア企業
2022年2月17日、JICA(国際協力機関)と帯広商工会議所が主催する「動物を原料とした食品の品質管理強化を通じた地域産業開発セミナー」がオンラインで開催されました。
セミナーは二日間に渡り帯広市における食品の品質管理への取り組みが説明されました。
二日目の午後に登壇した弊社の横山は冒頭「コロナ禍を経て世界の消費者の嗜好は大きく変化している」と述べ、『ハラール産業2.0』をテーマに以下について解説しました。
・ルックイーストはからユーズイースト(USE EAST)へ
・日本の世帯の3分の1は単身であることを念頭に入れるべき
・後継者不足は外資にとって大きな機会になる
参加者からは「どうすればマレーシア産食品は日本へ輸出できるか」「どうすれば日本のパートナー企業を見つけられるか」といった質問が上がり、横山は「日本で実際に市場を見ることが重要。その前に、マレーシアにいる日本人や日本企業へアプローチすることが現実的」と述べました。
マレーシアのハラール産業公社(Halal Development Corporation)から参加したコンサルタントはセミナーを振り返り「実践的な内容で有益なセミナーだった」と述べ、引き続き日本への高い関心を示していました。