Tastewise(AIを用いたトレンド分析)による「2022年フードトレンド」が公開され、プラントベースフードがランキング上位を占める結果となりました。

vegconomistから引用

2022年の米国消費者動向予測の中でもトップに輝いたのは「オイスターマッシュルーム」です。オイスターマッシュルームは「ヘルシーマッシュルーム」で認知されており、新興市場である「代替シーフード」において重要な原材料として注目を集めています。肉厚でボリュームがあり、Wicked Kitchenのヴィーガンラム等にもオイスターマッシュルームが使用されています。

vegconomistから引用

また、Authentic regional cuisine(本格的な郷土料理)とスイーツという組み合わせも話題を集めており、日本のお家芸である「お餅」は過去2年間で消費者の関心が+ 41%増加しています。My / MochiやBubbiesをはじめとする著名ブランドもヴィーガン対応を加速し市場拡大を図っています。その他にも日本に関係のある部分を抜粋すると柚子フレーバーもトレンドインしているとのことです。

本レポートの発信元であるTastewiseのCEOは次にように語っています。

「アメリカにおいて、10年前までは手頃な価格と味さえ良ければ選ばれる理由になっていたが、これからは「健康」「サスティナブル」「利便性」「信頼性」などが合間って初めて選ばれ続ける理由になる」

【参考記事】
https://vegconomist.com/market-and-trends/top-food-trends-for-2022-from-sea-moss-to-oyster-mushrooms/

著者

山崎寛斗(やまざき・ひろと)
プラントベースジャパン株式会社 代表取締役
「プラントベースで日本と世界を繋ぐ」をテーマに事業を展開。 海外のプラントベース企業の日本誘致や訪日ベジタリアン向けメディアなどの事業を手掛ける。 著:東京食素!美味蔬食餐廳47選、關西食素!美味蔬食餐廳55選、東京および関西のベジタリアンガイドブックを台湾で販売中。
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