古くから天然記念物として君臨する鍾乳洞

「風連鍾乳洞」とは、大分県臼杵市野津町に存在する鍾乳洞です。その歴史は非常に長く、1927年の時点で国の天然記念物に指定されています。
1926年2月14日に地元の波津久雲渓および青年団が発見したこの鍾乳洞は、大分市から国道10号線を37km南、臼杵市野津町泊にあります。自然のエネルギーが強く発されていることからパワースポットとしての人気も高く、洞穴内で動物や古生物の化石骨が発見されるなどの鍾乳洞以外の発見も多い場所となっています。

迫力とマイナスイオン溢れる自然の世界

様々な鍾乳洞の中でも「日本で一番美しい記念物」と日本ケイビング協会から評価され、一際美しい世界を築き上げている風連鍾乳洞。その中身は奥行き約500メートル・閉塞型の鍾乳洞で、風化や外気に強いです。
幾重にも生息する純白の柱や鍾乳石が、自然と圧倒されるような迫力を有しています。また内部は一定の温度を保ち、夏でも涼しく、冬でも暖かい快適さが特徴です。

美しい鍾乳洞。そこには様々な見所がある

風連鍾乳洞にはいくつかのエリアがあります。内部は新旧2つの鍾乳洞に区分けされ、それぞれ細長く透き通るような氷柱で作られた「天上界」、高さ7メートルの石柱がそびえ立つ「霊妙閣」、全国に多く点在する鍾乳洞の中でもトップクラスに大きい高さ10メートル・周囲6メートルの石垣が並ぶ「競秀峰(竜宮城)」など、実に20以上のエリアに分かれています。様々なエリアの違いを楽しんでみると良いでしょう。

 

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「風連鍾乳洞」基本情報

住所 〒875-0351
大分県臼杵市野津町大字泊1632
電話番号 0974-32-2547
入場料 大人(高校生含む)1000円 小人(小・中学生)700円
営業時間 3月〜10月 9:00〜17:00 11月〜2月 9:00〜16:00
ホームページ https://http://www.furen-shonyudo.com/