弟子屈町の飲食店・宿泊施設向けセミナー
2026年10月13日(火)、 一般社団法人 摩周湖観光協会の主催で「ヴィーガン・ハラール・グルテンフリーを学ぶ『食の多様性研修』」が川湯ふるさと館にて開催され、弟子屈町内の飲食店、宿泊施設関係者が20名ほど参加しました。
プログラム

当日の様子
基礎から学ぶフードダイバーシティ対応
弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、 北海道に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。
ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや、ホールスタッフの対応が大幅に削減されることが説明されました。

違いを見ると大変になる

共通点を見る

ヴィーガンメニューは多くを網羅する
フードダイバーシティに対応したご当地料理を作る
続いて調理実践編として、以下のメニューを一緒に作るワークショップが行われました。
・国産牛肉、ラム肉揚げ餃子
・辛味噌ラーメン
・きのこ天ぷらそば
・椎茸カツのスープカレー

完成したメニュー

調理の様子

提供したメニューの食材・調味料

向かって左側が事前用意したもの、右側が弟子屈町内で調達したもの
まず、講師のフードダイバーシティ株式会社菅谷が今回使用する食材や調味料について、そして調理工程について説明を行い、参加者はそれに沿って調理を進めていきました。菅谷から伝えたポイントは以下の通り。
- フードダイバーシティに対応する場合でも、食材、調味料はほとんどが地元スーパーで揃えることができる
- 特別に仕入れるものを最小限にしていくと、全体的なコストを抑えることができる
- 大豆ミートなどを無理に調理しようとすると、臭みのマスキングなどを考えないといけないが、身近にある食べ慣れた食材の中から使えるものを探していくことが重要(日本料理に深く根付く豆腐や豆腐加工品はかなり使える)
- ヴィーガン対応でしっかりと味を出したい時は山のつゆが有効
- 基本的な仕込みをヴィーガンでやっておき、そこから肉や魚を足していくオペレーションにすると多様な食に対応しやすい
今回事前に用意した食材・調味料
・野菜ベースの焼そばソース 五葷フリー(オタフクソース)
・ゴールデンカレー動物性原材料不使用(エスビー食品)
・ハラール国産牛ミンチ(ゼンカイミート)
・山のつゆ
・サムライラーメン
料理完成後に参加者全員で食したあと、講師が質疑応答にも対応し、セミナーは終了となりました。
参加者からは
- 「弟子屈にも外国人のお客様が増えてきていて、ヴィーガン対応など毎回対応が大変だったが、難しく考える必要がないということがわかりました。」
- 「ポリシーをしっかりと整備して、できることから一歩始めていきたい。」
- 「メニュー開発のヒントをたくさんいただきました。早速メニュー開発を進めていきたい。」
といった声が寄せられました。
今後も一般社団法人 摩周湖観光協会としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。