三重県大紀町の飲食店・宿泊施設向けセミナー

2025年2月6日(木)、大紀町観光協会が主催で「フードダイバーシティに関するポリシー作り勉強会」が大紀町にて開催され、大紀町の飲食店、宿泊施設関係者が約10名参加しました。
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プログラム

「フードダイバーシティに関するポリシー作り勉強会」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

質疑応答

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当日の様子

農泊におけるフードダイバーシティ対応

弊社代表守護からは前回の復習として、世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、三重県に来る旅行者のニーズ、農泊をする旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、メニュー名の重要性、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。

第一回目(基礎と調理実習)の様子はこちら
第二回目(マーケティング編)の様子はこちら

これまで行ってきたこと

今回の講義で、フードダイバーシティに関する明確なポリシーを掲示することは、消費者に安心感を提供し、誤解やトラブルを防ぐために非常に重要である旨や、旅行会社やランドオペレーターなどを含む第三者が入る際のコミュニケーションツールになる旨の説明が行われました。

ポリシーの作成後、実際に自社のホームページやSNSに対応していることを明示することと、その情報をもとに世界中のベジタリアンやヴィーガンの方が利用する「Happy Cow」の登録方法と、世界中のイスラム教徒が利用する「Halal Gourmet Japan」の登録方法について説明が行われました。

今回のポイント

参加者からは「今年度の事業で一通りをしっかりと学ぶことができたので、改めてスタートラインに立ちたいと思えるようになった。」「無理なく対応できることも分かったので、これから全体で大紀町を盛り上げていくために準備をしていきたい。」などの声が上がりました。

今後も大紀町観光協会としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。