急激に多様化する社会に飛び出す学生たちへ

2022年11月29日(火)に「ヴィーガンフード&スイーツコンテスト」が、福島県は郡山の国際ビューティ&フード大学校で開催され、フード学科、パティシエ学科、ブーランジェ学科の生徒が腕を振るいました。
※本取組は2022年7月に行われた基礎講座の続編として行われた実践編となります。

調理現場を確認する楠本氏

各学科に与えられた課題は?

本コンテストは国際ビューティ&フード大学校の生徒がそれぞれ班に分かれ、与えられた課題をヴィーガン対応で作り、世界一のヴィーガンレストランの称号を持つ「菜道」の楠本シェフがそれぞれを評価するものとなります。与えられた課題は以下の通り。

フード学科

『ヴィーガンラーメン』もしくは『ヴィーガン&7アレルゲンフリーカレー(市販のルウは使用不可)』

パティシエ学科

『ヴィーガンプリン』もしくは『ヴィーガンケーキ』

ブーランジェ学科

『ヴィーガンパン&グルテンフリー』

披露された料理とは?

ごま香る坦々麺

昔ながらのじゃがいもコロッケカレー

モンブラン3種タルト

ヴィーガンカレー

ヴィーガンメロンパン&和風米粉ドーナッツ

Autumn

アフタヌーンスイーツ

それぞれの料理について、各生徒が味を引き出すために工夫したポイントや、使用した食材及び調味料、そしてセールスポイントについて説明し、「プレゼン力」「味」「盛り付け」「商品性」「独創性」の5項目において、楠本シェフや先生方が評価をしていきました。

さらに楠本シェフからは各班にそれぞれの味の評価と、さらに商品として磨き上げていくためにはどういったことを考えていけばいいかなどのアドバイスが送られました。

プレゼンを行う生徒

料理のアドバイスを行う楠本氏

生徒からは「色々と制限があっても考えることで乗り越えることができた」「制限と思わず新しい表現と考えて取り組んでいくととても楽しかった」「トップシェフがどのようなことを考えながら料理を作っているのか聞けてよかった」などの声が上がり、最後は表彰式を行って終了となりました。表彰式で楠本シェフからは「日々の取組みから”これを抜いても作れるかどうか”を考えることは、シェフとしてのスキルアップに大いにつながる」とアドバイスが行われました。尚、今後も国際ビューティ&フード大学校としては食の多様化を推進していくとのことです。

表彰式の様子

記念撮影