日本三大カルストのひとつ 山口県「秋吉台」

日本最大規模のカルスト台地で自然を満喫！

カルスト台地とは、水に溶けやすい岩石を含む大地が、雨水や地下水などで浸食されできた特殊な地形で、地表には「ドリーネ」と呼ばれるすり鉢のかたちをしたくぼ地があり、地下には鍾乳洞があるなどの特徴があります。日本には「日本三大カルスト」と呼ばれるスポットがあり、福岡の「平尾台」、愛媛県と高知県との県境にある「四国カルスト」、そして今回紹介する山口県の「秋吉台」です。

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。

長い年月をかけて形成されていった大規模なカルスト台地

秋吉台は山口県の中西部に位置する面積13000haを誇る日本最大規模のカルスト台地です。3億5千年前、元々海で、この地はサンゴ礁から始まりました。サンゴ礁は時間経過とともに石灰岩になる特徴があり、それが長い長い気の遠くなるような年月をかけて、石灰岩は海から山へ推積していき、現在のカルスト台地を形成していったのです。周辺のいたるところに突き出ている岩は、石灰岩がプレート運動により隆起していき、外へと突出したものです。

 

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秋吉台をより満喫できる周辺スポット

秋吉台の雄大な自然をより楽しんでもらえるためのスポットを紹介していきます。

・カルストロード
広大なカルスト台地の草原が広がる道が約8km続く県道242号線、通称「カルストロード」と呼ばれる、舗装された道路です。車やレンタサイクルなどで、この開放感に溢れた道を楽しむことが出来ます。

・Mine秋吉台ジオパークセンター「Karstar（カルスター）」
観光案内所と無料の休憩スペースを兼ねたスポットです。周辺の観光情報集めや、秋吉台を眺めながらゆったりと過ごすことができるようになっています。

・秋吉台カルスト展望台
カルスターの正面に位置する「秋吉台カルスト展望台」。円型の建物の2階の展望台からは360°大パノラマで望む秋吉台の草原は、一見の価値があります。

 

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「秋吉台」基本情報

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください。

アクセス | 山口県美祢市 秋吉台国定公園 観光情報
https://karusuto.com/access/