お寺で開催された精進フレンチとは?
2020年8月20日、埼玉県川越市にある「瑶光山 最明寺」にて肉を使用しない仏教の精進料理とフランス料理を掛け合わせた『フレンチ精進料理の会』を開催され、28名が参加致しました。
修行僧と同じように五葷(ニラ、ニンニク等の精がつくもの)を使用しない、且つヴィーガン(卵や乳製品も除いたベジタリアン料理)でメニューを統一しました。
調理を担当するのは曹洞宗大本山・総持寺で修行され、現在は箱根のオーベルジュにて勤務する折橋大貴師。和の仏教の精進料理に洋の要素を加えた新しい料理に挑戦致しました。
使用する食材は地元埼玉の野菜生産者さまが栽培した野菜を使用しており、これは寺院を通じて地域を持ち上げたいとの思いがあるとのことです。
オリンピックを控える観光地・川越において、ベジタリアンメニューやヴィーガンメニューの需要は増える一方です。
「瑶光山 最明寺」としては寺町である川越だからこそ、お寺を活用したベジタリアン・ヴィーガン料理を提供していきたいとのこと。
次回は2020年10月28日(水)開催予定となる見込み。詳細はHPから。