「九州のへそ」に鎮座する伝説の神宮
今回は熊本の「幣立(へいたて)神宮」をご紹介します。
「九州のへそ(中心)」と呼ばれる山都町に長年鎮座する幣立神宮は日本最古の神社と伝えられ、その始まりはなんと15000年前にまで遡るという説も。九州を代表する秘境として、全国から根強く重要視を集める神宮です。
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厳かな古木・巨木が立ち並ぶ空間
九州山地の中、神代の時代の高天原として大切に守られ、様々な伝承や古い信仰の形を現代に伝える幣立神宮。
その境内には、太古に神漏岐・神漏美(カムロギ・カムロミ)命が神霊として天降ったと伝わる檜の御神木や、生い茂る五百枝杉など古木・巨木がそびえ立ち、厳かな空気が実に印象的です。
五大陸の神を祀る「五色神大祭」
確かな歴史を受け継ぐ幣立神宮は国始めの高天原神話発祥の神宮といわれ、天孫降臨物語はこの神宮から発しているといわれているなど、古代史の源流とも称すべき場所です。
五年毎に開催される「五色神大祭」は、五大陸の神を祀るスケールの大きなお祭りとして注目を集めます。
熊本が産んだ、由緒正しい神秘の空間
神宮には他にも多くの見どころがあります。天照大御神が天の岩戸よりご出御の際、天の大神を神輿に奉じ、日の宮にご還幸されたという伝承に由来する「筑紫の屋根」、八大龍王が鎮まる場所で、北辰妙見の大神が祀られている「水玉の池」などなど、どのエリアも一つ一つに豊かな伝承が宿り、美しい自然と相まってその見応えはあまりに格別。
由緒正しい神秘的な空間が現存する、熊本が産んだとてつもなく貴重なスポットです。
「幣立神宮」基本情報
住所 | 熊本県上益城郡山都町大野712 |
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電話番号 | 0967-83-0159 |
ホームページ | https://kumamoto.guide/spots/detail/11820 |
交通アクセス
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交通アクセス|幣立神宮
https://kumamoto.guide/spots/detail/11820