「保育園の想い×プロのシェフスキル」で実現

2025年8月27日(水)、埼玉県戸田市のこだま虹保育園にて、世界一のヴィーガンレストランの称号を持つ自由が丘「菜道」の楠本勝三シェフが、当該保育園の園児全ての食物アレルギーに対応した給食を作りました。本取り組みはこだま虹保育園の「One Table Day」として、全ての園児が同じ食卓を囲み、同じものを食べることを目的として開催されています。

尚、本取り組みは兵庫県姫路市のもく保育園、岩手県二戸市のちゃいるどスクール、福島県郡山市のFSG保育園に続く、日本で4ヶ所目、そして関東では初めての開催となりました。

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One Table Dayで食事をする園児

開催背景

開催目的

提供されたメニューは?

こだま虹保育園のOne Table Dayとして提供されたメニュー

・カツカレー
・コールスローサラダ
・おこめのミルクプリン

一つのテーブルを囲むために、プロのスキルが入ったポイントは2点

1点目:全員に「カツカレー」が提供されたこと

カツカレーといえば、日本人にとってなじみ深く、子どもから大人まで幅広く愛される定番メニューです。通常、カツにはバッター液として卵が使用されますが、今回は卵を使わずに、楠本シェフの特別レシピで仕上げたカツを用意しました。サクッとした食感とジューシーさをしっかりと残しつつ、誰もが安心して楽しめるカツカレーに仕上げました。

また、カレーについては28アレルゲンフリーのカレーフレークエスビー食品株式会社様からご協賛いただき、コールスローサラダに使用した野菜ベースのVEGANマヨオタフクソース株式会社様からご協賛をいただいています。

調理を行う楠本シェフ

保育園の給食部に調理ノウハウを伝える楠本シェフ

エスビーの社員がカレー作りを実施

2点目:全員に「プリン」が提供されたこと

子供が大好きなプリンですが、通常のプリンは当然卵や乳を使います。今回は、乳の代わりにナチュラルな甘さの米糀ミルクとメープルシロップでやさしい甘さを出し、さらに大豆クリームでコクとボリューム感を加えました。そしてアガーの使用量を調整することで、子どもが食べやすい食感に仕上げています。

尚、今回大豆クリーム泰喜物産株式会社様からご協賛を頂きました。

One Table Dayで食事をする園児

One Table Dayで食事をする園児

特別協力(敬称略)

調理:株式会社Funfair(レストラン菜道)
食材協賛①:エスビー食品株式会社
食材協賛②:オタフクソース株式会社
食材協賛③:泰喜物産株式会社

報道:フードダイバーシティ株式会社
※ご協賛いただける企業様募集中(お問い合わせ:info@food-diversity.co.jp