3つしかない対応パターンとは?

こんにちは。フードダイバーシティ株式会社の守護です。
最近ハラール対応やベジタリアン対応を考えたいという企業様が増えてきましたが、一方で「どこから始めればよろしいでしょうか?」という質問をよくいただきます。

まずはこちらをご覧頂き、そもそも現状で対象のお客様が来ているのか、対応の手間などもどれくらい掛けられるのか、各社の現状を把握して頂きます。
https://fooddiversity.today/article_46705.html

そして、次が本題です。
そもそもハラール対応やヴィーガン対応においては、下記のように3つの対応パターンしかありません。
どれを選ぶかは企業様の方針次第なので、「これが正解!」というものはありませんが、まずは対応方法を決めることが最初の一歩となります。

パターン1:今あるメニューを実はハラール、実はヴィーガンにする

事例

浅草すし賢さん、焼肉ぱんがさん、丼なんと屋さん等

メリット

・オペレーションを分ける必要がない
・今日来たアルバイトでもミスが起こらない

パターン2:既存メニューはそのまま、新しくハラールメニュー、ヴィーガンメニューを新しく作る

事例

権八さん、聘珍楼SARIOさん、牛角さん等

メリット

・様子を見ながらスモールスタートができる
・予約ベースにすることでリスクを最小限に抑えることができる

パターン3:割り切ってレトルトや弁当をそのまま提供する

事例

レッドロブスターさん等

メリット

・様子を見ながらスモールスタートができる
・今日、明日からでもスタートできる
・シェフがいなくても対応できる

以上となります。

もちろん対応パターンも途中で変わっていく企業様が多いです。
例えばパターン3から始めて、今ではパターン1で営業しているケースもありますので、結果を見ながら、知識・経験をつけながら柔軟に変えていくことを強くお勧めしています。
※弊社では最初からパターン1で始めることは、いろいろ負荷もかかるのであまりお勧めもしていません。