福島県がインバウンド対応強化へ
福島県は訪日外国人旅行者の増加を見据え、県内の宿泊施設や飲食店関係者を主な対象とし、ヴィーガンやハラールなど多様な食文化への対応をテーマとしたセミナーを2025年10月1日(水)福島市、10月2日(木)会津若松市で開催します。
本セミナーでは、ヴィーガン・ハラール対応の基礎情報の理解から、最前線で活躍するプロのシェフを招聘し、ヴィーガンに対応した福島のご当地メニュー(わっぱ飯、円盤餃子、ソースカツ丼、どらやき等)の実食とともにメニュー開発のヒントを学ぶことができます。

開催概要
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福島会場:2025年10月1日(水)15:30〜18:00 @ 道の駅ふくしま あづまキッチン
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会津会場:2025年10月2日(木)14:00〜16:30 @ 会津若松市生涯学習総合センター(會津稽古堂)クッキングスタジオ
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参加費:無料
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申込締切:2025年9月23日(火)
- 申し込み:こちら
登壇者
守護 彰浩(しゅご あきひろ)
フードダイバーシティ株式会社 代表取締役
流通経済大学非常勤講師
<講師プロフィール>
千葉大学卒。2006年に世界一周を経験後、2007年楽天株式会社に入社。2014年、多様な食文化に対応するレストラン情報を発信するためにフードダイバーシティ株式会社を創業。ベジタリアン、ヴィーガン、ハラール、コーシャ、グルテンフリー、アレルギーなどの事業領域にて、全国自治体・行政と連携しながら普及のための講演活動、及び集客のための情報発信を行う。2020年には総理大臣官邸で開催された観光戦略実行推進会議にて、菅総理大臣に食分野における政策を直接提言した。
楠本 勝三(くすもと かつみ)
株式会社Funfair 自由が丘菜道・シェフ
<講師プロフィール>
1975年生まれ、岡山県出身。調理師専門学校卒業後、都内ホテル、レストランでフランス料理修行経験を積むが、繊細な味わいに魅かれ和食に転向。いくつかの和食の店でさらに研磨を積み、フレンチの要素を取り入れた独自のスタイルを確立、2010年から都内の会員制和食店に料理長として迎えられ9年間都内会員制レストラン店主歴任。2019年2月に株式会社Funfair入社、ヴィーガンレストラン「菜道」の調理及びメニュー監修を担当。開店してからは、世界中から訪れるインバウンド客が途絶えず、世界中のヴィーガン、ベジタリアンに最も利用されているレストラン情報サイト「HappyCow(ハッピーカウ)」で世界1位を獲得した。2022年5月開催のグルメフェス「Tokyo Tokyo Delicious Museum」では、出店シェフを代表して小池百合子東京都知事とともにオープニングセレモニーに出席。2023年1月には、外務省が設置した対外発信拠点「ジャパン・ハウス ロサンゼルス」にてポップアップレストランを展開。ヴィーガンをはじめ、宗教、食物アレルギーなど、フードダイバーシティ対応の実現に向けて国内外で活動を行っている。2023年2月より「東京観光大使」を拝命。