日本らしさと多様性が調和する空間
2025年4月13日(日) から 2025年10月13日(月)まで開催される大阪・関西万博では、「多様性の尊重」をテーマの一つとして掲げ、世界中から訪れる人々が安心して過ごせる環境づくりが進められています。その一環として、世界中から訪れるイスラム教徒のために、日本らしさを感じる「畳の礼拝室」が設置されました。収容人数はおよそ20名ほど。

日本文化を感じることができる畳素材の礼拝マット
礼拝室は万博会場内「静けさの森」付近の休憩所エリアに設けられ、日本の伝統を感じさせる畳を使った礼拝マットが使用されています。

足洗い場も完備、安心の設備
礼拝室には足洗い場(ウドゥー施設)も備えられており、イスラム教徒の方々が安心して礼拝を行えるよう、細部にまで配慮が施されています。

ハラールフードも提供、多様なニーズに応える万博
さらに、会場内ではハラールフードも複数提供されており、食の面でも文化や信仰を尊重した取り組みが進められています。訪れるすべての人が自分らしく過ごせるよう、多方面からのサポート体制が整えられています。