栗原市では初となるフードダイバーシティセミナー
インクルーシブは「全てを包括する」「包み込む」といった意味です。インクルーシブツーリズムは、障害の有無、性別、性的指向、人 種など、あらゆる特徴を有する人々を排除せず、観光体験を向上させることを指します。特にベジタリアンやヴィーガン、ムスリム などの多様な食習慣・文化的習慣を有する訪日外国人、近年増加傾向にある食物アレルギーや健康志向に伴うグルテンフリーなど、 多様化する食習慣への対応が誘客における重要な課題となっています。このセミナーでは、多様な食文化への対応についての知識 や事例、対応について学び、インクルーシブツーリズムを促進する機運を醸成することを目的に開催します。
Vol.1 フードダイバーシティの基礎
日程
2025年 3月13日(木)14:30〜16:00
場所
栗原市市民活動支援センター
(〒987-2216 宮城県栗原市築館伊豆2丁目6番1号)
内容
・ヴィーガン・ハラール等、食の多様性に関する基礎知識
・使用できる食材、調味料の見分け方
・効率的なオペレーションの組み方 など
定員
40人
講師
フードダイバーシティ株式会社
代表取締役 守護 彰浩 氏
1983年石川県生まれ。千葉大学卒。2006年に世界一周を経験後、2007年楽天株式会社に入社し、食品分野を中心に様々な新規事業の立ち上げに関わる。2014年、多様な食文化に対応するレストラン情報を発信する「HALAL MEDIA JAPAN」を立ち上げ、フードダイバーシティ株式会社を創業。ハラールにおける国内最大級のトレードショー「HALAL EXPO JAPAN」を4年連続で開催し、国内外の事業者、及びムスリムを2万人以上動員。さらに2017年からはハラールだけでなく、ベジタリアン、ヴィーガン、コーシャ、グルテンフリー、アレルギーなどに事業領域を広げ、全国自治体・行政と連携しながら普及のための講演活動、及び集客のための情報発信を行う。2020年には総理大臣官邸で開催された観光戦略実行推進会議にて、菅総理大臣に食分野における政策を直接提言した。2023年には観光庁「ベジタリアン・ヴィーガン/ムスリム 旅行者おもてなしガイド」を総監修した。
著書に「開国のイノベーション」(株式会社スリースパイス)。
Vol.2 世界が食に求めている多様性
日程
2025年 3月19日(水)14:30〜16:00
場所
風の沢 “art & cuisine”
(〒987-2302 宮城県栗原市一迫片子沢外の沢11)
内容
・世界が食に求めている多様性とは
・ヴィーガンとムスリム対応に必要なこと
・実際の調理例(試食含む) など
定員
40人
講師
風の沢 “art & cuisine”
オーナーシェフ 高山 仁志 氏
都市クラス大手料理店で勤務後、THE LANDMARK SQUARE TOKYOやLosangeia 広尾店で料理長を務める。2019年にTOSARYU アートディレクターに就任し、フードとアートの融合を追求。宮城県栗原市の築130年の古民家を改修し、「風の沢 art & cuisine」をオープン。地元食材を生かした持続可能な料理を提供し、食の多様性を実践している。ヴィーガンやムスリムフレンドリーな料理の提供を行い、地域の食文化発展にも貢献している。
申込・問い合わせ先(業務受託者)
一般社団法人 くりはらツーリズムネットワーク
〒989-5504 宮城県栗原市若柳字上畑岡敷味45番地
TEL:090-4889-5310
kurihara.tn@gmail.com
【業務受託】 栗原市(商工観光部 国際観光課)
【共催】 栗原市農泊推進協議会