飲食店・宿泊施設向けセミナー
2025年1月25日(土)、全国料理業生活衛生同業組合連合会が主催で「基礎から学べる・今日からできるインバウンド対策 ~ベジタリアン・ヴィーガン等の多様化する訪日客への対応~」が東京の向島にて開催され、東京を中心に飲食店、宿泊施設関係者が約50名参加しました。
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プログラム
「基礎から学べる・今日からできるインバウンド対策 ~ベジタリアン・ヴィーガン等の多様化する訪日客への対応~」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩
質疑応答
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当日の様子
昨今多く求められるフードダイバーシティ対応とは
まず、弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、日本に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。
ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや料理工程が大幅に削減されることが説明されました。
さらに成果を出している料亭の事例も解説し、求められているメニュー、具体的なノウハウなどについて説明が行われました。
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このように見ると、シェフの負担が大きい
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共通点を見る考え方
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ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる
参加者からは「これまで聞いたハラールやヴィーガンのセミナーと全く異なり、料理現場の目線をよく反映したものだった。」「お客様からヴィーガンなど要望をいただく機会も増えてきましたが、情報がしっかりと整理されていたので、具体的にどのようにすればいいのかが分かりました。」「一人いれば団体を総取りできることは、まさにその通りと感じた。これから積極的に取り組んでいきたい。」などの声が上がりました。
今後も全国料理業生活衛生同業組合連合会としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。