日本でも流通拡大し、日清の1/3規模まで成長

韓国のインスタント麺メーカー三養食品(Samyang Foods)が展開する「ブルダック炒め麺」シリーズが、ハラール戦略にも力を入れながら、世界で売上を大きく伸ばしています。特に海外市場での評価が高く、すでに売上の約8割が海外で占められており、インドネシアや中東などのイスラム圏でも順調に販売が拡大中です。

日本国内でもコンビニやスーパー、量販店で幅広く流通しており、ムスリムの在住者や旅行者にとって、重要な生活インフラの一部になりつつあります。

売上規模と成長

  • 三養食品 2025年通期売上約 2.37兆ウォン(約2,510億円)

  • 前年比成長率:約+37%増 と急拡大(日清食品は約+6%増)

  • 日清食品との比較:日清の売上(約7,766億円)の 約1/3規模 まで成長

ハラール戦略の重要性と今後

世界のイスラム人口は約20億人に達しており、今後もイスラム市場は急速に拡大すると予想されています。三養食品が示すように、ハラール対応商品を軸とした戦略は、売上拡大とブランド浸透の両面で有効であり、グローバル市場での競争力を左右する重要な施策となります。

また、韓国政府は 「K‑Halal」支援政策 を通じて、国内企業のハラール認証取得や輸出拡大を後押ししています。三養食品をはじめとする韓国メーカーの海外展開は、単なる個別企業の取り組みにとどまらず、国家戦略としても強力に支援されていることが、成長の背景となっています。

一方、日清をはじめとする日本の即席麺メーカーにとっても、ハラール対応の強化は海外市場での競争力を高める重要な鍵となるでしょう。