県内最古の神社の一つ！熊本「阿蘇國造神社」

大切に守られる地元最古の神社

今回は熊本の「阿蘇國造神社（あそこくぞうじんじゃ）」をご紹介します。
熊本県阿蘇市一の宮町手野に代々鎮座し、手野地区のシンボルとして浸透する阿蘇國造神社。熊本県内において最も古い神社の一社となっており、地元の人々に大切に守られている場所です。

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。

長大な歴史が流れる「北宮」

肥後一之宮阿蘇神社の北に鎮座することから北宮とも呼ばれている阿蘇國造神社。その創建はなんと約二千年前と伝えられ、阿蘇開拓の祖・健磐龍命（たけいわたつのみこと）の第一子である速瓶玉命（はやみかたまのみこと）をはじめ四神が祀られています。
六世紀頃築かれた上御倉古墳、下御倉古墳など、神社内に現存する様々な建造物が文化財や記念物に指定され、多くの伝承も含め、その歴史の重みと豊かさは段違いです。

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樹齢二千余年「手野の大杉」の存在

杉木立に囲まれた境内には、速瓶玉命お手植えと言われている「手野の大杉」があります。
過去の台風による被害を受けて折損してしまいましたが、現在も樹齢二千余年の杉の幹が残っており、神社の由緒を語る杉として大切に保存されています。

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稲の豊穣を祈る大切なご祭事

そして毎年7月26日には「御田祭（御田植神幸式）」が斎行されます。
これは御祭神四神が神輿に乗り、神社周辺の青田を巡り、稲の豊穣を祈る祭事で、氏子奉仕による神輿、宇奈利（神饌を運ぶ女性所役のこと）などの神幸行列は古式ゆかしく斎行されます。

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「阿蘇國造神社」基本情報

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください

交通アクセス｜国造神社