日本初の国内で麦から育てた国産オーツミルク
2024年10月8日、国内で栽培された穀物から植物性ミルクをつくることを目的に発足した「株式会社未来369ファーマーズ」は、「国内で麦から育てた国産オーツミルク」を発売予定である旨を発表いたしました。
以下、プレスリリースより
製品の特徴
★国内で収穫した希少なオーツ麦を100%使用
前身となる日本プラントベースミルク協会として農研機構、酪農学園大学の協力を得て行う栽培実験、品種研究に加え、国内の契約農家と栽培から原料加工、製法までミルク専用にオーツ麦原料を開発。初期ロットは低農薬で栽培し今年収穫した岡山県産オーツ麦を使用しています。
★今年収穫した新鮮なオーツ麦だから当然美味しい
現在流通しているオーツミルクはほぼ全てが輸入原料を使用。輸入の場合、生産者はもとより生産年、生産地など指定できない場合が多く熱殺菌処理して輸入されるため酸化や味の劣化が否めません。未来369ファーマーズでは今年、国内で収穫した新鮮なオーツ麦のみを使用。野菜や米と同様、「新鮮だから美味しい」を唯一実現します。
★農業と日本の食習慣をアップデート
所得水準の低下、後継者問題、食料自給率の低迷など、衰退の一途を辿る農業。収益源となる魅力的な作物をつくることが農家を支え農業を復興させます。3年で20倍に達する消費の伸びをみせるも国内自給率は0.1%に満たないオーツ麦。植物性ミルクを普及定着させて国内での栽培量を増やし、国消国産の実現と食の多様化を促すためにバリューチェーンを構築。豊かな食の未来につながります。
★アジア最大のコーヒーイベントSCAJに出展
2024年10月9日〜11日の3日間、東京ビッグサイト西ホールで開催されるSCAJ2024ではホトトギス(岡山市)ブース内に出展いたします。
背景
1. オーツミルクについて
海外で急速に普及が進む「第3のミルク」と呼ばれる植物性ミルクの一種。
オートミールとして知られるオーツ麦から作られ、国内ではスターバックスコーヒーなどオーツラテとして人気が上昇しているがミルクとしての認知理解は低い。
牛乳アレルギー、大豆アレルギーでも飲むことができ、味に癖がなく食物繊維が豊富で海外では北欧からはじまり欧米、豪州、中国、アジア諸国でもすでに定着。米国では近年、アーモンドミルクを上回る驚異的な伸びを示し新規参入が増加している。
2.株式会社 未来369ファーマーズについて
2年間、個人と協会で活動したのち2024年9月に植物ミルク専業メーカーとして発足。国内生産の穀物からつくる植物性ミルクで日本の農業と食文化をアップデートする。まずは希少な国内原料からプレミアムなオーツミルクを開発、目指すのは「おいしくて、安全で、手頃な、国産植物性ミルクの普及」。
社 名:株式会社未来369ファーマーズ
※読み方は「ミライミルクファーマーズ」
設 立:2024年9月
住 所:東京都港区北青山1丁目3-1 アールキューブ青山3階
代表者:篠原健志
目 的:国内でのオーツ麦栽培
植物性ミルクの企画、販売
加工食品の企画、販売
マーケティングコンサルティング
URL : http://www.mirai369.com
3.一般社団法人日本プラントベースミルク協会について
2022年10月に発足し、2023年1月に法人化。日本国内で植物ミルクを普及させるため生産者、加工者、流通、消費者の四方よしを目指して啓蒙活動を行う。農研機構(熊本県)や酪農学園大学(北海道)協力のもとオーツ麦の栽培実験を自ら行い、農から食のバリューチェーン構築を推進。
社 名:一般社団法人日本プラントベースミルク協会
設 立:2023年1月
住 所:東京都中央区日本橋大伝馬町1-10 日本橋KRビル6階
代表者:篠原 健志
目 的:植物性ミルクの普及啓蒙
国内オーツ麦の栽培実験など
URL: www.pbmj.org
4.両法人の代表者について
篠原 健志 1974年生まれ
2020年まで24年に渡り広告業界でプロデューサーとして活躍。電通では15年間、PM、GMとして大手通信会社のブランド開発、広報、事業開発支援(主に共通ポイント事業、キャッシュレス決済)など生活に密着したサービスを担当。2021年1月独立、米国に渡りカフェ飲食を研究。2022年に日本プラントベースミルク協会を発足。植物ミルクの普及啓蒙活動に携わる傍ら自らも畑とカフェに立ち全ての工程を経験。国内でのオーツ麦栽培と植物ミルク開発に3年を費やし2024年9月に事業化。