大分を代表する観光地となった歴史ある居城

その昔豊臣秀吉より豊前6郡を拝領した黒田官兵衛(のちの如水)が築城したことを皮切りに、九州最古の近世城郭とも称されるに至った大分の「中津城」。
現在の天守閣は昭和39年に建設されたもので、復元後は「奥平家歴史資料館」として興味深い資料を一般公開する場にもなりました。様々なイベントや企画も随時実施され、観光スポットとしての人気も根強く確立しています。

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史跡としても認められる日本三大水城

中津城はかつて大分県中津市二ノ丁(豊前国中津)にて栄え、大分県指定史跡としてもその歴史的な意義が認められています。
堀には海水がくまなく引き込まれ水城(海城)としての仕組みも備えており、今治城や高松城と並んで日本三大水城に数え上げられる城でもあります。

天守閣は貴重な品々が集まる歴史資料館

前述のように、天守閣の中は徳川御連枝奥平家に関する歴史資料館として充実しています。
その内容は長篠の戦いで実際に使用された武具から歴代藩主着用の甲冑や陣羽織、さらに徳川家康公直筆の書といった貴重な家宝の展示。歴史を物語る品々が大切に一般公開されています。

素晴らしい眺望にも恵まれた中津のシンボル

城の外観においても九州最古とされる石垣をはじめ、中心に本丸、北に二の丸、南に三の丸があるという扇形の構成など、中津城ならではの興味深く観察できる見どころが多数。
天守閣においてはロケーションも素晴らしいと長きにわたり評判で、中津のシンボルとしてたくさんの観光客が日々訪れるスポットなのです。

「中津城」基本情報

住所 大分県中津市二ノ丁本丸
電話番号 0979-22-3651
入場料 大人 400円 子供 200円
営業時間 午前9時〜午後5時
休館日 年中無休
ホームページ http://www.nakatsujyo.jp

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください

交通アクセス|中津城
http://www.nakatsujyo.jp/information.html