飲食店・宿泊施設向けセミナー
2024年11月12日(火)、浦河観光協会が主催で「今日からできる!ヴィーガン・ハラール等の多様な食文化への対応セミナー」が浦河町総合文化会館地階にて開催され、飲食店、宿泊施設関係者が約20名参加しました。
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プログラム
「今日からできる!ヴィーガン・ハラール等の多様な食文化への対応セミナー」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩
質疑応答
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昨今多く求められるフードダイバーシティ対応とは
まず、弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、日本に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。
ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや料理工程が大幅に削減されることが説明されました。
また特に在住のインド人が同地域で増えていることから、インド人の食の嗜好や、緑マークと赤マークでベジタリアンメニューかそうでないかを判別するための方法についても補足されました。
See Also
多宗教国家インド ベジタリアン等のフードダイバーシティレポート
参加者からは「難しく考えていたけど、考え方を変えてみたらすぐにでもできることがたくさんあることがわかった。」「町に在住するインドの方が増えているので、同じ町民として迎え入れる体制をしっかりと作っていくべきだと思った。」「共通点を見るという発想は食だけでなく、全てのことに通ずる話だと感じました。」などの声が上がりました。
今後も浦河観光協会としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。