タイ国内工場のハラール認証を活用し、進むグローバル化に対応
2024年8月22日、総合食品メーカーであるヤマモリ株式会社は、タイ国内の自社工場・サイアムヤマモリ株式会社で生産する業務用タイフードのうち5商品でハラール認証を取得したことを発表致しました。
以下、プレスリリースより
ハラール認証取得工場 サイアムヤマモリ
ヤマモリは1988年にタイ王国へ事業進出、2000年に現地製造したタイカレーの発売を開始しました。
タイカレーの販売は年を追うごとに好調に推移し、現在では重要な事業の柱の1つになっています。そして、伸長する需要にお応えするために2004年には完全自社資本のサイアムヤマモリ株式会社での生産を開始、現在では日本国内のみならずタイ国内への調味料やレトルト食品の供給拠点として重要な役割を果たしています。
サイアムヤマモリは、タイおよび周辺国の市場環境を鑑み、2014年にハラール認証(タイハラル)を取得しました。生産した商品は日本への輸出、タイ国内だけでなく、アジア・EU・中東など世界18か国に輸出を展開しています。
日本でご愛顧いただいている「タイカレー」シリーズは2018年より順次ハラル認証を進め、家庭用商品のハラル認証は現在4種類(グリーン・レッド・イエロー・マッサマン)を有しています。
外食需要の取り込みに向け業務用レトルトタイフードでもハラール認証を取得
そして今年、タイ国内で生産している家庭用商品に続き、業務用レトルトタイフードについてもハラルの認証を取得しました。商品は現行品の販売完了後、2024年10月以降順次切り替わります。
<タイハラルマーク>
今回対象となるのは具を入れて調理するタイプの業務用レトルト(グリーンカレーソース・レッドカレーソース・イエローカレーソース、トムヤムペーストプレミアム・ガパオソースプレミアム)の計5商品で、お取引先の外食、お惣菜などの中食、お弁当にご使用いただいています。タイ料理の中でも人気のメニューが手軽に作れるこれら5商品のハラル認証の取得は、好調な日本国内のインバウンドと外国人居住者の需要の取り込みおよび、日本国内外のイスラム教の方々にとっての食の選択肢を増やすご提案となります。
<ヤマモリ業務用 ハラル対応商品> 2024年10月以降順次切り替え
商品形態:レトルトパウチ食品
< 会社概要 >
企業名:ヤマモリ株式会社
代表者:代表取締役社長執行役員 三林 圭介
本社所在地:三重県桑名市陽だまりの丘6-103
創業:1889年
設立:1951年
資本金:4億3500万円
従業員数:802名 ※パートタイマー含む
事業内容:醤油・つゆ・たれ・レトルトパウチ食品・飲料等の製造販売
公式サイト:https://www.yamamori.co.jp/