佐賀観光に外せない、特別な日本三大松原

今回は佐賀の観光名所「虹の松原」をご紹介します。佐賀、ひいては九州地方はまさに自然の宝庫と言うべき良いところ。「虹の松原」は、佐賀県唐津市の唐津湾沿岸に広がる大きな松原の総称になります。
そのロケーションの特別な素晴らしさから日本三大松原のひとつに数えられ、特別名勝や玄海国定公園にも指定されています。佐賀近郊の観光において外せない名所が、この虹の松原なのです!

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。

海岸線に沿って描かれる自然の虹!

17世紀初頭、唐津藩の藩主である寺沢広高が新田開発の一環として、防風林、防砂林として植樹を行ったのが虹の松原の始まりです。当時から禁伐の掟(伐採は死罪)、燃料としての落葉の採取も厳しい制限が課せられ、改易や移封で主家が変わっても手厚く管理されていました。
このように、古い日本史の時代から自然の聖域のように扱われる虹の松原。海岸線に沿って虹の弧を描くように存在し、長さ4.5キロメートル、幅500メートル前後、面積は214ヘクタールという壮大な場所で、到着した瞬間の景色にまず驚きがあることでしょう。

歩くだけで自然に癒される名スポット

その景色をつぶさに眺めていくと、樹齢数百年を超える立派な老木から数々の幼木まで、約100万本という松が集まっています。綺麗な冬の海が呼び込む季節風も功を奏し、見渡すと枝張りも見栄えも素晴らしい松ばかり!歩くだけで気持ちが癒されるような感覚は自然の世界ならではです。
充分に年季の入った松の森、さらに驚くほど広い海、本物の自然がしっかりと輝くこのロケーション。これは何がなんでも晴天の日に狙いを定めて訪れるべきでしょう!

素敵な風景がいっぱい。日本一の松原は佐賀にあり

その名のように、素敵な風景がいっぱいの虹の松原。その光景を上手に写真に収めるのもよしですし、本当に多種多様な松があるので、一際目を惹くようなお気に入りの松を探してみるのも楽しいでしょう。
加えて、虹の松原には七不思議があるという話も。豊臣秀吉が通松に眺望を塞がれ、「低くなれ」とひと睨みをしたことで高くならなくなった一群の松がある、岩盤を通して清水が湧き出るエリアがある……などなど、これもまた色々な逸話が残っているようです。
間違いなく日本一の松原である、佐賀が誇る虹の松原。ぜひお越し下さい!

「虹の松原」基本情報

住所 唐津市東唐津~浜玉町
電話番号 0955-72-9127
ホームページ https://www.karatsu-kankou.jp/spots/detail/1/

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください

交通アクセス|虹の松原
https://www.karatsu-kankou.jp/spots/detail/1/