クアラルンプールのAEON Mall Taman Maluriに出店

日本発のイタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」が2026年6月4日、マレーシア1号店をクアラルンプールのAEON Mall Taman Maluriにオープンしました。今回の出店は、サイゼリヤにとってマレーシア市場への初進出となります。

サイゼリヤは1967年に創業した日本発のレストランチェーンで、パスタやピザ、ドリアなどのイタリア料理をリーズナブルな価格で提供することで知られています。現在は日本をはじめ、中国、台湾、香港、シンガポール、ベトナムなどアジア各国に店舗を展開しており、今回新たにマレーシア市場へ参入しました。

マレーシアでは以前から日本旅行中にサイゼリヤを利用した経験を持つ消費者も多く、SNS上では出店発表時から大きな話題となっていました。現地メディアによると、マレーシア1号店ではサラダやマルゲリータピザ、スパゲッティ・ボロネーゼなどがRM8.90から提供される予定です。

ハラール認証取得に向けた取り組みを発表

オープンに合わせて、サイゼリヤ・マレーシアはハラール対応に関する方針も公表しました。

同社は現在、ハラール認証取得に向けて取り組んでいることを明らかにしており、以下の内容を実施していると説明しています。

  • ハラール認証を受けた原材料の使用
  • 経験豊富なハラール担当者(Halal Executive)による管理
  • 調達・保管・調理工程の厳格な管理
  • 衛生・品質・食品安全基準の維持

また、「Every ingredient matters. Every process matters. Every customer matters.(すべての原材料、すべての工程、すべてのお客様を大切にする)」というメッセージを掲げ、ムスリム消費者を含む幅広い顧客に安心して利用してもらえる店舗運営を目指す姿勢を示しています。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Saizeriya Malaysia(@saizeriya_my)がシェアした投稿

日本の外食企業にとっても注目事例に

マレーシアは人口の約6割をムスリムが占めるイスラム国家であり、外食産業においてハラール対応は重要なテーマの一つです。

近年は日本食人気の高まりを背景に、日本の外食チェーンによるマレーシア進出も増加しています。その中で、サイゼリヤが初出店と同時にハラール認証取得への取り組みを明確に打ち出したことは、今後マレーシア市場への進出を検討する日本企業にとっても参考となる事例と言えそうです。