長崎県の飲食店・宿泊施設向けセミナー
2026年3月3日(火)、長崎県の主催で「調理実習を通じたハラール、ヴィーガン、アレルギー等多様な食文化への実践対応・試食会」がおおむら夢ファーム シュシュにて開催され、長崎県内の飲食店、宿泊施設関係者が参加しました。
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プログラム
『ヴィーガン・ハラール・グルテンフリーなどに関する基礎セミナー』(80分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩
2026年1月27日『フードダイバーシティに対応した料理の実践セミナー』(80分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩
講師:フードダイバーシティ 株式会社 菅谷 照之
質疑応答
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当日の様子
基礎から学ぶフードダイバーシティ対応
弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、 鹿児島県に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。
ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや、ホールスタッフの対応が大幅に削減されることが説明されました。

違いを見ると大変になる

共通点を見る

ヴィーガンメニューは多くを網羅する
フードダイバーシティに対応したご当地料理を作る
続いて調理実践編として、以下のメニューを一緒に作るワークショップが行われました。
・牛肉揚げ餃子
・五島うどん
・黒ちゃんぽん
・トルコライスバーガー

提供したメニュー詳細

完成したメニュー

調理の様子
まず、講師のフードダイバーシティ株式会社菅谷が今回使用する食材や調味料について、そして調理工程について説明を行い、参加者はそれに沿って調理を進めていきました。菅谷から伝えたポイントは以下の通り。
・フードダイバーシティに対応する場合でも、食材、調味料はほとんどが地元スーパーで揃えることができる
・特別に仕入れるものを最小限にしていくと、全体的なコストを抑えることができる
・大豆ミートなどを無理に調理しようとすると、臭みのマスキングなどを考えないといけないが、身近にある食べ慣れた食材の中から使えるものを探していくことが重要(日本料理に深く根付く豆腐や豆腐加工品はかなり使える)
・ヴィーガン対応でしっかりと味を出したい時は「麹」や「MAGI DASHI」が有効
・基本的な仕込みをヴィーガンでやっておき、そこから肉や魚を足していくオペレーションにすると多様な食に対応しやすい
今回事前に用意した食材・調味料
・餃子の皮(酒精不使用のもの)
・S&B ゴールデンカレー動物性原材料不使用
・MAGI DASHI 白
・ハラール国産牛(ゼンカイミート)
料理完成後に参加者全員で食したあと、講師が質疑応答にも対応し、セミナーは終了となりました。
参加者からは、「普段使っている食材や、近場のスーパーで十分に対応できることが分かりました。」「基礎のあとにすぐ実践を行うことで具体的なイメージがつきました。」「選ばれるためには地域全体で取り組むことが重要というのはそのとおりだと思った」などの声が上がりました。
今後も長崎県としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。