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未来型ハンバーガーショップ「ベジタリアンブッチャー」
こんにちは。フリーフロム株式会社の山崎です。弊社はプラントベース業界でプロモーションや商品プロデュース等を支援させて頂いております。
欧州を中心に世界30ヵ国で展開する「ベジタリアンブッチャー」が本日(2020年8月26日)東京池袋にコンセプトショップをオープン。2019年にはバーガーキングとコラボした実績を持つ有力ブランドとして知られていますが、コンセプトは「未来型ハンバーガーショップ」。フリーフロム 取材班が現場に潜入してきました。
コンセプトは「プラントベース、サステナブル、ヘルシー&パフォームベター」の3本柱
コンセプトは「プラントベース、サステナブル、ヘルシー&パフォームベター」の3本柱なようです。ここ最近プラントベースやサステナブルというキーワードは耳にするようになりましたが「パフォームベター(Perform Better)」という表現(切り口)は新鮮でした(ヘルシーだけならよく見掛けます)。消化吸収の早さ、低脂質、低カロリー、豊富なプロテインなど、アスリートを意識したブランディングが印象的です。
〜今までにない新しい肉のカテゴリ〜
日本初のプラントベース専門の肉屋ということで店内は斬新な設計になっていました。既存の精肉店のイメージを覆す白基調の内装は「今までにない新しい肉のカテゴリ」というキャッチコピーがぴったり。
注文はQRコード
清潔なのは見た目だけではありませんでした。コロナ対策か注文はQRコードで完結。余談ですが、QRコードによるオーダーは今後日本のスタンダードになっていきそうですね。
プラントベースもチキン・ビーフが選べる時代
メニューの構成は大きく分けて「チキン」「ビーフ」「フィッシュ」の3種類(全てベジタリアン、もしくはヴィーガン)。欧米圏では既に先行していますが、日本でもプラントベースミートの中で「チキン」「ビーフ」が選べる時代に突入しました。ハーフ&ハーフ(チキン/ビーフ)などの選択もありますので、お立ち寄りの際は食べ比べしてみてください。個人的に一番本物に近く、驚いたのはフィッシュでした。まるでツナのような味わいでした。一食の価値があります。値段は1100円代と既存のバーガーにしてはやや値段は張りますが、食べ答え抜群で、成人男性でも十分にお腹一杯になるボリューム感でした。
ベジタリアン・ヴィーガンが混在していて少し分かりにくい?
チキンはヴィーガン対応可能で、フィッシュとビーフはベジタリアン対応のみ(乳や卵白を使用)となっており、オペレーションが少し複雑な印象でした。現に取材班にはヴィーガンのメンバーも多く、スタッフさんにお願いをしたところ、意思疎通がうまくいっていない場面も見受けられました(オープン初日)。写真のタルタルソースはベジタリアン仕様とヴィーガン仕様のもの。こうしたケースの場合、オペレーションおよびロスの観点を考えると、できる限りヴィーガン仕様に併せて準備できると理想的です。
サステナブル、エシカルを意識した設計も
卵や乳成分の使用に関して「ケージフリー」の文言が見受けられたり、レジ横には「フードシェアリング用の冷蔵庫」を設置し、フードロス対策もなされていました。欧州で頻繁に見かけますが、日本では先進的な取り組みです。こちらも今後日本でスタンダードになる可能性を秘めていそうですね。
ECやデリバリーもあります
EC:
https://www.thevegetarian-butcher-jap.com/shop/
デリバリー:
https://www.thevegetarian-butcher-jap.com/delivery/
店名 | ベジタリアンブッチャー |
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住所 | 東京都豊島区西池袋3-29-9 C3ビル B1F |
電話番号 | 050-5597-8853 |
営業時間 | 11:00~22:00(L.O21.30) |
定休日 | 無し |
ウェブサイト | https://www.thevegetarian-butcher-jap.com/ |