多くの自然と神秘に満ちた離島
日本の離島では3番目の大きさになる「対馬」は、九州と韓国の間にある島です。島の面積のほとんどが国立公園に指定されており、今も多くの原生林が残っています。そんな自然豊かな対馬には、絶景を望めるスポットが多く、また絶滅危惧種にも指定されている「ツシマヤマネコ」が唯一見れるところでもお馴染みです。
絶滅危惧種ツシマヤマネコに会える「対馬野生生物保護センター」
1997年に開館した「対馬野生生物保護センター」は、希少野生生物の保護事業の活動を行っています。特に対馬の希少野生生物の象徴である「ツシマヤマネコ」の保護増殖事業、調査研究、情報収集を行っています。センターではツシマヤマネコの一般公開や、対馬の希少野生生物に関する展示コーナー、対馬の自然について学んでもらうイベントなども行っています。
住所 | 〒817-1603 対馬市上県町佐護西里2956-5 |
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電話番号 | 0920-84-5577 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 10:00〜16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 毎週月曜日、祝祭日の翌日、年末年始 |
ホームページ | http://kyushu.env.go.jp/twcc/ |
リアス式海岸を360°パノラマで堪能「烏帽子岳展望台」
標高176m、烏帽子岳山頂付近に設置されているのが「烏帽子岳展望台」です。この展望台からは、360°のパノラマで日本有数のリアス式海岸、「浅芽湾」の絶景を楽しむことができます。天気が良ければ、韓国の陸影まで見えるかもしれません。なお烏帽子岳展望台付近まで、道路と駐車場が整備されているため、山頂付近までは車で行くことが可能です。
住所 | 長崎県対馬市豊玉町仁位 |
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電話番号 | ※対馬観光物産協会 0920-52-1566 |
神秘的な雰囲気漂う「和多都美神社」
ここ「和多都美神社」は竜神伝説が残されている海宮です。山幸彦と海幸彦(やまさちひことうみさちひこ)の神話で知られる、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)が祀られています。本殿正面にある、5つの鳥居は2つが海中にそびえ立っており、干潮時には歩いて渡れることができます。また本殿裏には、巨樹と巨林があり、神秘的な雰囲気の中で森林浴を楽しむこともできます。
住所 | 〒817-1201 長崎県対馬市豊玉町仁位字和宮55 |
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電話番号 | 対馬観光物産協会※ 0920-52-1566 |
万松院
国指定史跡にもなっている「万松院」は、対馬藩の藩主、宗家の菩提寺です。この寺は初代藩主「宗義智」を弔うため、1615年に創建されました。しかしその後幾度の火災に遭い、現在残っている本堂は、1879年に再建されたものです。しかし、寺には桃山式の正門と仁王像が今も残されており、どちらも対馬最古の木造建築と言われています。また132段の百雁木(ひゃくがんぎ)と呼ばれる石段を上がっていくと、樹齢1000年以上とも言われている対馬一の杉の大木3本と、日本三大墓地のひとつである、宗家一族の大規模な墓所を見ることができます。
住所 | 長崎県対馬市厳原町厳原西里192 |
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電話番号 | 0920-52-0984 |
営業時間 | 8:00~日没まで |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 大人 300円、高校生 200円、小・中学生 100円 |