都内の観光案内所スタッフ向けセミナー
2026年9月24日(木)、「明日から活かせる!ムスリム・ベジタリアン・グルテンフリー等 多様な文化・習慣を学ぶ」と題したセミナー開催され、都内の観光案内所スタッフが参加しました。
プログラム
明日から活かせる!ムスリム・ベジタリアン・グルテンフリー等
多様な文化・習慣を学ぶ
フードダイバーシティ株式会社 代表取締役
守護 彰浩
ムスリム本人の声を聞く
フードダイバーシティ株式会社
ナザヤ ズライカ

当日の様子
旅行者から求められるフードダイバーシティ対応とは
まず、弊社代表の守護より、訪日旅行者の食に関するニーズや、ベジタリアン・ヴィーガン、ハラール、グルテンフリーなどの基本的な考え方について説明しました。そのうえで、同じ呼び方の食事でも、お客様によって食べられる範囲や求める対応が異なることを、具体例を交えて紹介。観光案内所では、見た目や属性から判断せず、ヒアリングシート(フードダイバーシティ株式会社が作成)を使って本人の要望を確認し、飲食店の公開情報などをもとに、お客様が自分で選ぶための判断材料を伝えることが大切だと共有しました。

ムスリム旅行者のリアルな声とは?
続いて、弊社のナザヤ ズライカが、ムスリム当事者として日本で食事を探す際の体験を紹介しました。店頭メニューやGoogle Maps、SNSで調べても、豚肉や料理酒・みりんの使用、ハラール認証肉の有無、調理場や器具の共用状況などが分からず、食べられるか判断に迷うことがあると説明。「重要なのは、自らで選べる情報」と述べ、観光案内所には「ハラールです」と断定するよりも、確認できた食材や調理環境、店舗の場所・営業時間・予約の要否を具体的に伝えてほしいと話しました。

講演を行うナザヤ

質問に回答するナザヤ
参加者からは、以下のような声が上がりました。
- 「ハラールやヴィーガンという言葉だけで判断せず、お客様ごとに必要な条件を確認する大切さが分かりました。」
- 「すべての飲食店情報を把握するのは難しいと感じていましたが、確認できた事実を伝え、お客様自身に選んでいただくという考え方が参考になりました。」
- 「ナザヤさんの体験談から、食事を楽しみに来日しても、食べられるか分からない不安があると知りました。営業時間や予約の要否など、案内所だからこそ伝えられる情報も意識したいです。」
フードダイバーシティ株式会社は、今後も多様な食習慣への理解を深めるとともに、その普及と環境整備に継続的に取り組んでまいります。