佐賀の宮島醤油、ビーガン向け2商品が認証取得
宮島醤油(佐賀県唐津市)は業務用の2商品で、NPO法人が発行するビーガン(完全菜食主義者)認証を取得した。2月の生産分からパッケージに認証マークを付け、販売を始めた。動物性の原料を使用していない点をアピールし、菜食主義の留学生や訪日客らの需要取り込みを目指す。

商品は「三つの豆と根菜のカレー」「三つの豆と根菜のミネストローネ」(いずれも180グラム、価格はオープン)。国産野菜を使った1人前の食べきりサイズで、動物性原料やうま味調味料、着色料を使っていない。
2019年11月にNPO法人ベジプロジェクトジャパンによる「ヴィーガン認証」を取得した。東京五輪・パラリンピックなどで増加が見込まれるビーガン向けのメニューを提供するレストランやホテル、カフェに売り込む。
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