ユナイテッド航空は2020年2月、アメリカ/テルアビブ間のフライトで提供するユダヤ教徒用の「コーシャ」メニューをアップグレードして提供しています。ユナイテッド航空のテルアビブ線は、ニューアーク、サンフランシスコ、ワシントン発着で運航しています。
ニューアーク発便では2月中、ニュージャージーを拠点とする「Fresko」と提携し、地元の食材を使用した完全に新しいメニューを提供します。またオプションとして、フレッシュベーグル、チーズオムレツ、ブリンツ、チキン・マルサーラ、また伝統的な菓子パン「ルゲラー」などを提供します。
ビジネスクラス「ポラリス」、プレミアムエコノミークラス「プレミアムプラス」では、「Deep River Potato Chips」「Cheez-It crackers」などが追加され、コーシャ認証スナックの選択肢が拡大しています。
ニューアーク、サンフランシスコ発のテルアビブ行き便では、3月に子ども向けの「コーシャ」メニューの試験導入を実施する予定で、成功すれば、他のテルアビブ線にも拡大する計画です。
このほか、コーヒーブランド「イリー(illy)」と提携し、今後数カ月間に全路線で、コーシャーコーヒーをアップグレードし、レギュラーコーヒーとデカフェコーヒーを全搭乗クラスで提供するほか、ビジネスクラスではニュージャージーを拠点とする「Royal Wine」と提携し、コーシャーワインの提供も提供します。
ユナイテッド航空は、コーシャメニューを強化することにより、搭乗者の旅行体験向上を目指します。