香川=石の町。この町ならではの資料館を楽しもう!

今回は香川の「石の民俗資料館」という博物館についてご紹介します。香川は古くから高級石材である「庵治石(あじいし)」の産地・石材加工地として名を馳せており、この資料館は香川という町ならではの視点から石の歴史・文化を楽しく学べるスポット。様々なワークショップや実物大のジオラマの数々、さらに隣接する「高松市石匠の里公園」も含めて、あらゆる年代の方が大いに楽しめるような場所になっているのです。

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。

石にまつわるあれこれが一挙に集結

まずは資料館の展示の数々を覗いてみましょう。どうやって石が出来上がり、人々の暮らしの中に届けられていくのか、その全てを石の切り出しから加工までの様子を説明したジオラマ、そして多種多様な解説で伝えてくれます。
香川は高松に作られている古墳・石清尾山古墳群(いわせおやまこふん)に存在する「積石塚」という石を積み上げた古墳についての展示など、普段はなかなか触れられない豆知識もたくさん。世界各国の石の展示も目を惹き、この資料館にやってくるだけで石にまつわる知識を一生分身につけられてしまいそうな気分になります。 

 

充実したワークショップを体験してみよう

そして、この資料館はワークショップが充実しているのも押さえておきたいところです。砂利の中に隠された天然石を探し当てるゲーム「ストーンハンティング」は見つけた天然石を持ち帰ることもでき、お子様連れで参加しやすいワークショップ。さらに好きな石を選び、自由に絵を描いて遊べる「石deペイント」や、昔ながらの砥石を使って石を磨く体験ができる「匠の技☆ピカール」も注目したいところです。どのワークショップも、お子様方に大いに喜ばれるようなシンプルかつ奥深いものになっていますよ。

年代問わず、遊びに学びに夢中になれる有力スポット!

その他にも当館では多くの企画展が随時開催されています。内容はイラスト展、写真展、芸術にまつわるトークショーなど美術展が充実しており、本物のアートに触れる瞬間もとことん楽しむことができます。資料館前にも芸術的な石の彫刻が置かれているなど、芸術の面においても実に素敵な体験を与えてくれる博物館になっています。
前述した隣接の「高松市石匠の里公園」は広大な芝生広場があり、ソリ遊びが出来る芝生坂はお子様方に特に人気のエリアとなっています。これはご家族連れでも確実に楽しめること間違いなしです。
年代問わず様々な角度から楽しみ、大人も子どもも知識欲を満たせる石の民俗資料館。香川の遊び・学びの有力スポットとして、是非とも注目です!

「石の民俗資料館」基本情報

住所 香川県高松市番町一丁目8番15号
電話番号 087-839-2011
入場料 一般:200円 大学生:150円 高校生以下:無料
営業時間 午前9時から午後5時(展示室入室は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(月曜日が休日の場合、その翌平日)
年末年始(12月29日から1月3日)
ホームページ https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kosodate/bunka/ishimin/index.html

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください

交通アクセス|石の民俗資料館
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kosodate/bunka/ishimin/index.html